披露宴会場選び | 大人婚の作り方08

会場を決める際に、その会場のキャパシティや希望する演出ができるか否かということがあるので、
誰と何をしたいのか？　新郎新婦を含めた列席人数を事前に把握しておく必要があります。

ざっくりとした人数カウントで会場探しをスタートすると、
特に少人数婚のケースでは、小宴会場やレストランの個室はテーブルレイアウトが限られているケースが多いので
蓋を開けてみると人数が増えていた！となれば、会場自体を変更さざるを得ない状況となります。

余裕をもった人数カウントをして広めの会場をおさえても、人数が減った場合には
利用人数のミニマム設定や総額の最低保証料金が設けられていることがあり、
見た目はお得に感じる季節限定のプランや特典もやはり最低人数を踏まえた設定だったりするので確認が必要。
披露宴（会食）をすることになったら、まずは列席者のリストアップをすることから始めてほしいです。

ご親族中心のお披露目会では、列席者の目線で会場選びをすることも大切なポイントかと思います。
遠方からお越しいただく場合、往復のアクセスを考えると宿泊の手配が必要でしたり、
日帰りする場合は会場についてから着替えるための更衣室、またその場合は荷物も多いでしょうから
クロークや控室がある場所を選んでさしあげたいところです。
お食事については、シーズナルメニューでの対応、ご新郎ご新婦の希望を伺いオリジナルメニューを作るなど会場により違いがあります。食物アレルギーは殆どの会場で個別対応をしていただけますのでご安心を。

ドリンクにいたっては、決まったアイテムのフリードリンクがよいのか、思い入れのあるワインを用意してもてなしたい等
自分たちにはどんなスタイルが好ましいか考えてみると良いでしょう。

会場を選ぶ際のフロー：

1. 列席者リストを作成する
2. 必要なこと（条件）を書き出してみる
3. 条件にあった会場の検索 / フリーウェディングプランナーに相談する
4. 会場下見、予約

2の作業をしてみると、ご自分では気づいていなかった拘りがでてくることもあります。
実例でいうと、
お母様のウェディングドレスをリメイクして着るというご希望や
憧れのヘアメイクさんにお願いしたいという希望を持っていた方もいました。

この条件は、会場決定の際に大きく影響をする部分です。

衣装も美容部分も基本的には会場提携があり、そこから選ぶということが主流ですから、
お母様の衣装（自前のドレス）であっても持込料が設定されている場合や
ヘアメイクさんは提携外業者不可のところもあれば、持込可のところもあります。

レストランウェディングや一部のホテルウェディングでは、
運営とは異なる別のプロデュース会社がウェディングを手掛けているケースもあり、
その場合は、ほぼ持込みは不可、あるいは全てに持込料設定があると考えたほうが良いでしょう。
では、どこなら柔軟に対応いただけるのかをひとつひとつ確認を取るのは時間も労力もかかりますよね。
当方では、そういったご新郎ご新婦の労力を軽減したいと考えており、
これまでの経験を活かしたアドバイスと、ひと組ひと組に寄り添っていただけるレストランやホテルをご紹介し
結婚式当日まで万全なサポートをしています。

その日を迎えるまでのプロセスと当日の心地よい環境創りが大切なので、
会場選びのフローの第3には、結婚情報紙や結婚情報サイトの利用だけではなく、
フリーランスのプランナーに相談することも検討してほしいと思います。

フリーランスウェディングプランナー
Katsura