マイクロウェディング 挙式会場選び | 大人婚の作り方07

どんな結婚式にしたいのか？

まず考えることですが、
情報があふれている中ではむしろまとまらない、想像がつかない
そんな方もいらっしゃると思います
また、よくお見受けするのが
こだわりを持った結婚式がしたいご新婦と
親族だけでシンプルに執り行いたいご新郎というケース

そんなときにオススメしたいのが マイクロウェディング

親族と親しい友人のみで行うミニマルなウェディングを希望される方が年々増えてきて
最近ではそういった少人数の結婚式をマイクロ婚、マイクロウェディングと呼ばれるようになり注目を集めていますね

私の思うマイクロウェディングのポイントは2つ

・列席者目線で準備すること
・シンプルで上質なアイテム選びをすること

ホテルやレストランでの結婚式も
少人数ならば必要アイテムにこだわりを持ち上質にまとめることができます
家族旅行を兼ねて海外や国内リゾート挙式を検討される方も多いですよね
列席者も楽しい！を一番に考える
上質さは、そんなところにもあらわれると思います

今回は、北海道のリゾート挙式の様子を紹介します

リゾート挙式の場合、観光も目的のひとつかと思いますが7月の北海道は特におすすめです

周辺にはラベンダーやルピナスなど、色とりどりの花が咲き誇る季節
北海道のベストシーズンです
7月のウェディングは暑さを懸念される方もいますが、湿気の少ない北海道は過ごしやすく
ロケーション撮影も存分に楽しめます

さて、挙式会場は
教会三部作のひとつと言われている「水の教会」

建築家安藤忠雄氏の代表的な建築物でもあるので
列席者の方々にも興味を持ってもらえる場所なのではないでしょうか

滞在型のウェディングを楽しめる大型のリゾート内に佇む教会です

列席者も前日から宿泊しゆっくり過ごします
夕方には、列席者の顔合わせも兼ねたカジュアルな食事会を催しました
欧米のリハーサルディナーのようにフォーマルなパーティーをするのも素敵ですね

挙式は午後からなので、当日の朝は雲海を見に出かけたり、
プールでのSUPヨガに参加したり、列席者は思い思いに過ごしていたようです

いよいよ挙式

式を執り行う日本人牧師より
誓約の前に、愛について説かれた聖書の朗読、更に伝道者本間俊平氏のことばが贈られました
そのことばの中で印象的だったのは

愛という字は分解すると受けるの字の中に心があり
愛とは心を受くることである
愛するひとの心を受け取ること
お互いに違う部分が数限りなく存在するが
今あるそのひとを弱さも愚かさもふくめて受け取っていく
それが愛である

いつも心に留めておきたいことですね・・・

大切なことにあらためて気付いたり
これから始まる結婚生活の心構えをしたり
挙式を行うことの意味をあらためて考えさせられます

一般的にキリスト教式の式次第は牧師や神父に委ね執り行いますが、
牧師の人柄を映したような温かみのある挙式は
“シンプルで上質”　を満たすものとなりました

おふたりにとって最適な挙式会場を探すのもウェディングプランナーの仕事のひとつ
挙式に重きをおくこともぜひ検討事項に加えていただき
列席いただいた方々と想い出深い一日にしていただきたいです

フリーランスウェディングプランナー
Katsura